第4回アンケート調査 追加アンケート:ポスドク修了後の進路希望


ウェブサイト上でのアンケート終了後、メールアドレスを知らせてくださった方々に対して、追加アンケートを行わせていただきました。質問は大きく3つありました。一つは、企業就職をした方々に対して、「就職活動をはじめた時点で修了要件を満たしていたかどうか」ということ、二つ目としては、博士課程修了後にポスドクになった方々に対して「ポスドクになったときにその後の進路についてどのように考えていたか」「ポスドク後の就職についてどの程度難しさを感じていたか」ということを伺いました。そして3つ目としては、メールアドレスを教えてくださったすべての方に対して「自分の就職先は変っていると思うかどうか」ということを聞きました。また、変っている場合にはそれを選んだ理由も尋ねております。一つ目の質問の意図についてはすでに書いたのでここでは書きません。二つ目の質問については、アンケート調査の結果から実はアカデミック志向というものは全体的に割りとなくなってきているのではないかと感じたためです。ポスドクになったということも必ずしもアカデミック志向があるとはみなせなくなっているのではないかと思って尋ねました。ただ、常勤職を見つけることの難しさはその後のキャリア形成に影響をするのかと思っていてさらに質問をしております。三つ目の質問については、変った進路を選んだと考えている人の場合には、それなりにそのような進路を安心して選べるようなきっかけがあるのではないかと思って尋ねました。

まずは、ポスドクになった方々に対しておこなった「ポスドクになったときにその後の進路についてどのように考えていたか?」「ポスドク後の就職についてどの程度の難しさを感じていたか?」ということについて結果を示したいと思います。

図18:ポスドクになったときに考えていたポスドク後の進路希望


図19:ポスドク後に常勤職に就くことに対する難しさに対する認識


ポスドク後の進路希望について、図18から必ずしもアカデミックポストを希望しているわけでもないことがわかると思います。ただ、図19から、ポスドク修了後に常勤職に就くことについての難しさについての認識については、就くことそのもののが難しいという認識や研究を捨てればつけるかもしれないという認識を示している人が多くいました。このような状況がキャリア形成に対してよくない影響を与えているのではないかと考えております。今後、より詳しく見ていきたいと考えております。



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