第47回:大学・大学院修了者の進路および社会への輩出数(工学・全体)(1968-2009)


まずは、博士課程について示します。

図1 工学系博士課程修了者の進路(満期退学を含む)(1968-2009)

学校基本調査報告書より

図2 工学系博士課程修了者の進路別割合(満期退学を含む)(1968-2009)

学校基本調査報告書より

工学は、後の回で記したいと思いますが、80年代以降は、だいたい4割くらいが産業界で、残りが大学・公的機関に行くような感じです。専門ごとに集計している資料が手元にないのでわかりませんが、博士課程への近年、社会人経験のある方(会社に籍を置きながら来ている人、退職してきている人)の入学が増えているようです(入学者の1/3程度になります)。会社に籍を置いたまま来ていて、またもとのところに戻ったという方も、「就職」としてカウントしてしまっている場合もあるようです。就職率に関しては、もしかしたら必ずしも実態を把握できていない可能性はあるかもしれません。

続いて、修士課程に関してです。

図3 工学系修士課程修了者の進路(1968-2009)

学校基本調査報告書より

図4 工学系修士課程修了者の進路別割合(1968-2009)

学校基本調査報告書より

修士課程に関しては、かなり早い段階から博士課程とはワンセットというわけではなかったようです。

続いて、大学学部に関してです。

図5 工学系学部卒業者の進路(1968-2009)

学校基本調査報告書より

図6 工学系学部卒業者の進路別割合(1968-2009)

学校基本調査報告書より

こちらも進学率は年々上がる傾向があり(とはいえ、この頃は頭打ちのようですが)、最近では進学が3割を超えています。

続いて社会への輩出数に関してです。

図7 工学系の大学・大学院からの社会への輩出数(1968-2009)

学校基本調査報告書より

図8 工学系の大学・大学院からの社会への輩出数(階層別割合)(1968-2009)

学校基本調査報告書より

大学院修了者がおよそ3割、博士課程修了者は5%程度に達しています。

理学・工学において人数が減ってきていますが、これは、おそらくは社会動向の変化を読んだ上、もしくは読んでいるふりをした上での学科再編によって、「その他」の自然科学や社会・自然科学に移ったものが多いことによるものと思われます。




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