インターンシップ


インターンシップの話は最近よく聞くようになってきましたし、私も会社を知るためというのもありましたが、社会にでるための一種のリハビリのような形で役立たせていただきました。

インターンシップに関しては、だいたい大学3年生、大学院修士1年生を対象として夏休み頃と、就職活動直前の冬頃に行われることが多そうです。期間については、本当に会社の概要を知ってもらうための説明会のような形で1日〜3日程度のもの。少しお仕事に触れてみるような1週間から1ヶ月程度のもの、そして実際に戦力としてというよりも一種の選考の過程として半年とか1年間業務に係るというものまで幅広くあるようです。

インターンシップに関しては、実際に職場の雰囲気に触れてもらうことを通して、その会社に対して等身大のイメージをもってもらい、その上で会社に対しての志望を考えて欲しいという意図が含まれているようです。私の場合ですと、シンクタンクにインターンシップに行っていたのですが、昔の私も含めてシンクタンクに対して過大な幻想や期待を抱いている人は多いようです。なので、そういった間違いを正してもらって、それでも、あえて志望をするなら、選考いたしましょうというスタイルのようです。

インターンシップのメリットは、学生側にとっては、自分の志望している会社の雰囲気をよく知ることができ、自分が仮にその会社に入った場合に本当にやっていけるかどうかを判断する材料にすることができるということがあげられるのではないかと思いますし、インターンシップを通して知り合った会社の人や学生達との交流が後々まで続き、人間関係を豊かなものにするということもあると思います。また、インターンシップを行う会社側にもメリットがあるものと思われます。たとえば採用活動の一端と位置付けている企業もあるでしょうし、一種の会社のイメージアップつまり啓発活動、広報活動と位置付けているところもあるでしょう。

インターンシップをやっておくと採用の選考で有利になるかどうかということは雑誌なんかでも話題に上がったりしておりますが、インターンシップを採用活動の一端であると明言しているところ以外は、直接的に採用に関係することはないのではないかと思います(一部の会社では、インターンシップをやらないと採用プロセスに乗れないそうですが)。もちろん、インターンシップをやっておくと、自分が希望する会社に対してもっていたイメージが矯正されて、そのためにより深く自分の適性について考えられるようになり、就職活動の動機付けがうまくなされるようになって、間接的には就職活動が有利になるということは多いかもしれません。

私がインターンシップに行って面白いなと思ったことを一つあげておこうと思います。私が行ったところでは、インターンシップの受入期間中、人事の方が、毎週一回社内でインターンシップの学生を集めて昼食会を開いておりました。会自体はだいたい1時間くらいなのですが、後半を学生の自己紹介とインターンシップの感想を聞くのにあてておりました。それで、学生が一人一人インターンシップの感想を述べていくのですが、そのときに、人事の人が熱心にメモをとっていたのです。私はこの昼食会には個人的なスケジュールの関係上、一回しか出られなかったのですが、どうやら毎週、このように感想を述べるということをやっているようで、学生の中には、あらかじめ感想を記したメモをもってこの会に臨んでいる人も結構いました。そういう人達というのは、周囲の学生は眼中にないといった感じで、人事の人しか見ないでしゃべっているので、個人的にはすごく感じが悪い連中だなと思いました。その会社の場合は、部門別に新卒採用をしているそうなので、多分、人事の人達のメモは単純に次年度のインターンシップに生かそうという程度のものだったのではないかと思うのですけれどね。

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