「サイエンティストになるには」

生田 哲(いくた さとし) ぺりかん社 1165円+税 1994年10月20日初版発行



この本はぺりかん社が出している「なるにはBOOKs」という若い世代へのさまざまな職業についての姿を紹介した職業ガイドブックの一冊です。B6版の150ページ程度の薄い本のシリーズなのですが、なかなかしっかりしたシリーズです。「サイエンティストになるには」以外にも、「エンジニアになるには」とか「国家公務員になるには」とか、「弁理士になるには」とか80種類くらいのラインナップがあります。ここで紹介している「サイエンティストになるには」については、著者は薬学の分野で海外で活躍されている方が書かれています。はじめに、科学者として活躍されている方々についてのインタビューが掲載されています。その中には、日本の大学の助手を経て海外へ転進された方の話や企業の中央研究所で半導体研究に従事されている方の話しなどが載っており、とても興味深いです。そして、サイエンティストになるにはということで、サイエンティストになるためには具体的にどのようなプロセスを踏んでいかないといけないのか、どのような点に留意しなければならないのかということが述べられています。まず、大学院には確実に進まなければならないこと、海外で活躍するためにはPh.Dが必要であること、論文博士という手もあるが、その際に留意しなければならないこと、アメリカの大学での博士課程の過ごし方などが書かれてあります。

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