「世界を変えたいなら一度”武器”を捨ててしまおう」

奥山 真司(おくやま まさし)著  フォレスト出版  1400円+税 2012年7月30日初版発行

著者は海外で戦略学のPh.Dを取得した戦略学者で、自己啓発本のコレクターでもあるという方であるようです。

普段は、国際政治を戦略の視点から研究をされている方とのことなのですが、戦略の考え方は個々人が自分自身の人生戦略を考えていく上でも役に立つのではないかということで、このような本を書かれたとのことです。

戦略には、世界観から技術(スキル)までの何段階かの階層があり、自分のあり方やなぜそうありたいのかのような抽象度の高いことも考えていきましょう、そうしないと、結局環境が変化するたびにぶれまくって自分を台無しにしてしまいますよといったことが書かれているように思います。もちろん、必要なスキルを磨きあげることが重要なことは言うまでもないことですけれど。

こういったことは、自己啓発本にはよく書かれていることではあるのですが、よくまとまっているなと思って紹介しました。戦略の階層を意識すると、自分の考えをまとめる上で一つのフレームになるのかなというように感じました。

このようなサイトを続けておりますが、自分自身の在り方については、悩むことは多いですし、ぶれないことも大変なことだと感じることもあります。ぶれないためには、著者が言っているように、自分自身の世界観やそれに基づいた自分の在り方ということが大事ですが、それを維持しつづけるだけの術(そのときどきの職業能力、必要以上に頑張るか、必要とされるだけ頑張るかといったことはあるでしょうけれど)も必要なことだろうと思います。うまく目配りしながらやっていきたいものです。



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