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     博士の派遣について
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投稿者 スレッド
masamizusan
投稿日時: 2006-12-20 16:58
登録日: 2006-12-20
居住地:
投稿: 2
博士の派遣について
始めて投稿させていただきます。
私は正社員雇用に特化した研究者派遣の営業を5年間
程しているものです。

11月25日の雑感 【博士と派遣とベンチャー】とを読ませて
いただき、管理人様の派遣に対するご意見が(少しでは
あるけれども)現場を見てきた私にとって、偏りがある様に感じました。

派遣といえば登録型派遣と、
私が仕事をしている
常用雇用型派遣というものがあります。

解りやすく言えば、
派遣先で仕事をしている期間のみ、
派遣元と雇用契約を結び、契約が終了すれば無職となるものが
登録型派遣。

派遣先で仕事が終了した後も派遣元との雇用契約が定年まで
継続し、新たな派遣先で就業するものが
常用雇用型派遣。

もし、管理人の方が登録型派遣のみのことをイメージして雑感を述べているのであれば、失礼な投稿かもしれません。

少なくても常用雇用型に特化してやってきたものとして、企業も公的機関も必ずしもすべての派遣の人材を「安いものとして捉えられている」とは感じておりません。

私が担当する研究者の中には公的機関で、他の研究員の方と同じように研究を行い、論文を書いています。他の研究員の方々有期雇用であったりして、将来に対する不安定さはあるのに対し、その方はもしプロジェクトが終了しても、我々の会社の正社員としての雇用契約が継続しますので、安心して仕事に従事しています。

博士の資格を持ち、弊社の社員として派遣されながら派遣先の研究員の方と同等にまたはそれ以上に成果を出している方もおります。国プロに参加し、とても貢献している方もいます。

博士の派遣は悪いものだ、安売りだという一方向の意見だと、
博士研究員の方々は必要以上のプライドを持ち、研究に必要なルーティン、安易な仕事を疎かにしたり、これは私の仕事ではないと表現したりして、だから博士は使いづらいというような見方を助長してしまうのではないかとも感じています。実際そのような方もいらっしゃいました。

もちろん我々も業務の費用対効果やその方のスキルアップが長期的な会社の資産だと考えると、仕事を選ばなければなりません。

登録型派遣と常用雇用型派遣と別の認識がおありであれば失礼な投稿だとは思いますが、何卒ご一考をお願いできればと思います。
trim
投稿日時: 2006-12-21 0:47
管理人
登録日: 2005-8-7
居住地:
投稿: 79
Re: 博士の派遣について
はじめまして、トリムです。

投稿していただきありがとうございます。

確かに、今回の雑感は投稿者様のおっしゃるように、登録型をより強くイメージしておりました。ただ、私としては、登録型も常用雇用型に対してもそれほど大きな認識の違いはもっておりません。

派遣で幸せに働いてらっしゃる方もいると思いますし、仕事をばりばりとこなしている方もいると思います。契約する以上は当然企業や公的機関の側でも有用だと考えて派遣人材を入れているのでしょう。

ただ、今回の私の話では、そういう個々人に関することを述べているわけではなくて、「派遣」というビジネスモデルがよくないということと、それに大学の教員や研究機関のリーダーが行くことを勧めるのがよくないと述べているのです。そのあたりのことをご理解いただけたらと思います。
masamizusan
投稿日時: 2006-12-27 21:55
登録日: 2006-12-20
居住地:
投稿: 2
Re: 博士の派遣について
トリム様

ご意見ありがとうございました。

企業や公的機関の研究所が安易に「派遣」を選択している感は確かに否めません。

正社員の方が退職されて、そこに正社員の方を補充するのではなく、「派遣」を選択する状況も多々見受けられます。

その体制が悪いというのであれば、派遣を導入する側を責めるべきであって、派遣のビジネスモデル自体を非難するのはどうかな気もします。

派遣のビジネスモデル自体は人によっては働く側にとっても事業主にとっても有用なものである場合があり、派遣する側と受け入れる側のバランスが大切だと感じています。

確かに最近は派遣会社が乱立していて、コンプライアンス、モラルに劣る会社が多々あるとは感じています。
現状は派遣業界もM&Aや上場などで、信用を高める努力をしている様です。

派遣業界で仕事をする一人として、少しでも、役に立ちたいという思いで今後も仕事をしていきたいと思います。

トリムさんの意見が、研究の派遣業界をより良くしていく為の考えの一つとして受け止めたいと思います。
trim
投稿日時: 2006-12-30 0:54
管理人
登録日: 2005-8-7
居住地:
投稿: 79
Re: 博士の派遣について
こんばんは、トリムです。

どうも話がかみあっていないと感じているのですが、私が「派遣に行くことを勧めるのはよくない」という理由を明示しなかったことが原因ではないかと感じております。申し訳ありません。

以前雑感で述べたことに加えて、修士レベル・博士レベルの人材を、社会としていかに教育をしていくのかという観点から、彼等を派遣にやることには反対をしております。

私は博士課程を出たあとで、企業に正社員として就職して働いておりますが、自分自身の経験や、自分の友人たちや私にメールをくださった方々の体験談(派遣の場合もあれば正社員の場合もあります)、友人との議論を通して、企業内での教育(ポスドクの場合であれば出身研究室以外での研究室での採用)の重要性を感じております。

ここでいう教育というのは、専門知識や技能といったものではなく、自分が所属する組織の人々からどのように見られているのか、どのように扱われているのかを意識するということです。

私は、特に博士課程を出た技術者・研究者には、ただ装置を操ってデータを出すだけではなくて、自分の抱えているテーマがその分野でどのような位置づけにあって、どのように発展させていくとより社会のためになるのかということに考えが至ったり、さらに欲を言えば将来の社会の発展を予期して研究を進めていける技能者というよりは誤解を恐れずに言えば思想家としての能力を身につけてほしいと思っておりますし、私自身そうなりたいと考えております。

このような能力は、このようになることを期待されていることが必要ですし、このように振舞うことが可能な環境にいることが大切であると考えております。

派遣は確かに使用する側からするととても便利に感じることがあるのは事実ですが、使用する側が、派遣される人に求めるのはその人のもっている「技能」であって、その「人」ではありません。

企業の正社員であっても、雇用者に求めるだけで与えることのない収奪的な労働環境しか提示されない場合が多々出てきておりますが、派遣の場合はその仕組みとして収奪的にならざるを得ず、雇用者の発展は望めないものだと考えております。これが派遣という仕組みの限界なのだろうと感じております。

次の仕事が見つかるまでのつなぎとして籍を置くという程度なら、派遣もありかとは考えますが、一度も社会に出ていない新卒にはとても勧められませんし、長い期間働いてもいいものだとも思えません。

masamizusanさんは、恐らく、誠実にお仕事をこなされてきていると思うので、上記のように書くのはとても申し訳ないのですが、私が考えていることは伝えておきたいと思い書きました。

蛇足になってしまうのですが、派遣に限らず(正社員の雇用や労働環境以外の面でも)、どうもこれまで社会に蓄えてきたストックを食いつぶす方向にこのごろの風潮として向かっているのかなという危機感は抱いております。
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